サービスにとって、シニアの定義とはこれ如何に?

インテルは12月7日、アミューズィングコーポレーションの協力を得て、シニア世代が、簡単に安心して利便性の高いサービスを享受できるよう、新たなシニア向けプラットフォームパソコンの開発に向けた実証実験を行うと発表した。

日本も高齢化社会で、もはや5人に1人はシニアなのであって、こういう取り組みって言うのは日本で特に重要だと思う。
シニア層をターゲットにサービスを開発する際に、シニア層の定義というものを厳密にモデリングするところから始まると思うのだが、
短期的な商品戦略のためのシニア層の定義は確かに難しいが、出来ないこともないのだろう。


 しかし、こういったプラットフォームの場合はどうだろう?このプラットフォームの上にアプリケーションを開発するのだと思うが、10年、20年のスパンで考えるとかなり変わってくるのではないだろうか?
何故ならば、日本で言えば戦後生まれの人がシニアになるのが、この5年・10年の間。
そして、そこから短期間の間にラジオ→テレビ→カラーテレビ→CD→PC→ケータイと技術と製品の進歩がめまぐるしく、それに基づき消費者のリテラシは確実に変わっているはずである。


 おそらくユーザインターフェースの視点からのプラットフォームだと失敗する可能性が高く、年を取れば目も悪くなるので、文字の大きさはこれ位とか、年齢を重ねることによる物理的な身体の消耗から考えるのが適切だと思う。


と思ったら、40代〜60代のアクティブユーザにアンケートして検証すると書いてある。
書く前によく読め、みたいな。