ケータイ白書2006【海外事情読んだ】
私の内輪では大きな話題になっているケータイ白書2006
amazonでの書評もまだなく、あまり話題ではないのだろうか
ドコモの海外事情は細切れになっていて、
ネット上で調べると、時間的にも地理的にもバラバラの報道なので、
現時点の包括的な状況というのは意外と分かりづらかったりする
今回はケータイ白書2006の海外動向を読んでみた
海外に対しては、プラットフォーム提携戦略を採っているドコモ
世界14カ国にiモード提携を採って、
今年の加入者数は、約500万人
ここら辺は、ドコモの中間決算発表を見るとわかるが
問題はその理由で、ケータイ白書に、そのヒントのようなものが載っている
欧州は、プリペイド式が流行りすぎちゃって、
コンテンツ課金の足かせになっているようだ
各国のケータイビジネスモデルも日本から見ると
微妙に癖があるようだ
出資等の政治的な面でも苦戦してる模様
サービスインするだけでも大変そうなことがわかる
そうこうしているうちに世界的にも3Gの足音が
聞こえてきていて、その流れで各国の通信事業者独自の
プラットフォームも出現し、その追い上げに対抗しきれていないようだ
iモードが主戦場とする欧州と独自の路線を行くアジアは
いつの間にかプラットフォームビジネスの激戦区
(アジアで20以上ある!)
日本のような覇権をとるためには、
とりあえず、iモードの分野では地道に最低限度の普及率まで頑張って、
次のパラダイムシフトであるICタグを用いた生活インフラ革命で
先手を打っていくのが重要なのではないかな
日本が率先して金も知恵も投じてきた分野
お株を奪われる形にならないように頑張ってほしいですなw
って、お前も頑張れ>ワシ