ケータイ白書2006【海外事情読んだ】

 私の内輪では大きな話題になっているケータイ白書2006
http://images-jp.amazon.com/images/P/4844321803.09.MZZZZZZZ.jpg
amazonでの書評もまだなく、あまり話題ではないのだろうか

 ドコモの海外事情は細切れになっていて、
ネット上で調べると、時間的にも地理的にもバラバラの報道なので、
現時点の包括的な状況というのは意外と分かりづらかったりする

今回はケータイ白書2006の海外動向を読んでみた


 海外に対しては、プラットフォーム提携戦略を採っているドコモ
世界14カ国にiモード提携を採って、
今年の加入者数は、約500万人

 ここら辺は、ドコモの中間決算発表を見るとわかるが
問題はその理由で、ケータイ白書に、そのヒントのようなものが載っている


 欧州は、プリペイド式が流行りすぎちゃって、
コンテンツ課金の足かせになっているようだ
各国のケータイビジネスモデルも日本から見ると
微妙に癖があるようだ


 出資等の政治的な面でも苦戦してる模様
サービスインするだけでも大変そうなことがわかる


 そうこうしているうちに世界的にも3Gの足音が
聞こえてきていて、その流れで各国の通信事業者独自の
プラットフォームも出現し、その追い上げに対抗しきれていないようだ


 iモードが主戦場とする欧州と独自の路線を行くアジアは
いつの間にかプラットフォームビジネスの激戦区
(アジアで20以上ある!)


 日本のような覇権をとるためには、
とりあえず、iモードの分野では地道に最低限度の普及率まで頑張って、
次のパラダイムシフトであるICタグを用いた生活インフラ革命で
先手を打っていくのが重要なのではないかな


 日本が率先して金も知恵も投じてきた分野
お株を奪われる形にならないように頑張ってほしいですなw


って、お前も頑張れ>ワシ