NEC、薄さ0.3mmで折り曲げ可能な充電池を開発、30秒以内の高速充電も

 NECでは今回、電極の薄膜化に成功、電池本体が0.3mmという薄さを実現。有機ラジカルを電解液が浸透したゲル状にすることで折り曲げることも可能にした。ゲル状にすることで、有機ラジカル内を電解質イオンがスムーズに移動できるようになったことから、電気化学反応が速い有機ラジカルの特性と組み合わせることで充電での抵抗を小さくすることができた。そのため、30秒以内という短時間での充電を可能にした。

 完成した充電池は、1平方センチあたりおよそ1mWhという高いエネルギー密度(電池が単位面積あたりに蓄えるエネルギー)を持つ。ICタグに用いた場合、数万回の信号発信が可能となる。

 有機ラジカル電池というらしい
1平方センチメートルに1mWh・・・
東芝の新型電池のエネルギー密度は1リットルあたり150〜250Wh
らしい
 1リットルは、1000立方センチメートルでしたっけ?
電池に比べると密度低そうだけど
 
 信号発信が数万回でも、信号発信だけってどんなのがあるだろう?
普通受信して、処理して、発信ではないだろうか?
ICタグ業界の事に明るければ、発信だけの用途でも
たくさんアイデアはあるのだろうか?勉強せねば

 そのレベルまで考えると密度の向上はまだまだ望まれる気が


 話は変わるが、ケータイ白書2006やはり、既に店頭に並んでいる
都内のジュンク堂では取り扱いを開始していて、手に入れた
ケータイ白書2006に書いてある情報は、満遍なく面白いが、
特に海外動向の部分は、必ずしもネットで拾えない話題も含めて
網羅的に書いてあって非常に興味深い

 ケータイ関係者は、すべからく持っていて、値段分以上の元が取れるものだと思う。