PCの世界の人とケータイの世界の人の違い

 ここでは情報に対して能動/受動でわけたが、コミュニケーションに対して能動/受動でわけるのも面白い。にぎわっている掲示板でも、少数の能動層によって、多数の受動層が楽しんでいるという構図がある。


PCのネットは情報デバイスの面が強く、携帯はコミュニケーションデバイスの面が強い。例外もあるだろうからここでは傾向として読んで欲しいのだが、、PCのネットはコミュニケーションに対して受動的であっても、豊富な情報で楽しめる。携帯は情報に対して受動的であってもコミュニケーションに対して能動的な層が使っていると考えられる。

とても面白い考え方だと思ったし、ハッとさせられた。
ドコモのiチャネルと言うのがもうすぐ600万契約を超えるとか聞いているが、この普及スピードはかなり早いほうらしい。
ちょっと記事の趣旨とはズレるかもしれないが当てはまるような気もする。iチャネルは契約すれば何もしなくても待ち受け画面に勝手にニューステロップが流れるサービス。基幹技術にRSSではなくFlashCastというのを使っているのが謎だが流行っているようだ。


iチャネルには、ニューステロップの詳細を見る際に「chボタン」を押して詳しい記事を見に行ったりする機能も付いていてパケット料金だけで見られるものも多い。この詳細画面閲覧の件数が契約数に対して異様に低かったりしたら、面白いなあと思う。


サービスを考える際には、コミュニケーション系のものは能動的にアクセスするサービスを、情報アクセス系のものは出来るだけ受動的になるように検討していくのが良いということなのかな。