ドコモはお客様ではなく他キャリアしか見えていないのかい?と問いたくなる。

中村社長は、ソフトバンクモバイルのドコモ対抗料金メニュー「ブループラン」に触れ、「『ブループラン』は我々より(税抜きで)200円安いことを強調しているが、ソフトバンクは10月から請求書を封書で送る場合は100円値上げした」と指摘。しかし、NTTドコモは封書で請求書を送る場合もネットで請求額を確認するサービスも100円下げたとした上で「『iモード』は月額200円だが、ソフトバンクは(ネット接続サービスの月額料金が)300円」と話し、「結局200円分安くなるわけではない」と強調した。

お客様はソフトバンクよりドコモのほうが料金高いとか、そういう相対論でケータイ電話の料金を考えているのかな?

 会見では、ソフトバンクモバイル孫社長が主張する「日本は携帯電話料金が世界一高い」「携帯電話会社は儲け過ぎ」という点にも触れ、「料金」については「総務省の内外価格調査を見てもNYやロンドン、パリなどと比べて東京の料金は高くないとあり、(孫社長の主張は)根拠がない。また、固定電話から携帯にかける料金ではドコモは3分120円から70円に下げた。しかし、ソフトバンクは120円のまま。携帯を安くすると言うなら、こういう点も含めて行うのが筋ではないか」と述べた。

そういうことではないんじゃないか?論理的には間違っていないが・・・論理の積み方は間違っている気がする。
どっちが高いか安いかではなくて、一番の問題点は”ケータイ電話の電話料金は高い”とユーザに思われていることなんだと思うけど・・・
叩きあいをしてて滑稽だと思うのは、ソフトバンクもドコモも俺から言わせりゃ高いよ、と。ソフトバンクの料金も大して安くないし、ドコモも安くない。
自分の使える小遣いの範囲内でやりたいことは山ほどあるのに、こんな金額払わされるのは嫌だなあ、と思う。


だから、大して安くもないのに安くしましたって自信満々に言い切る孫社長も好きになれないし、相手の料金より高くないってわざわざ公の場で明言してしまう中村社長もどうも滑稽だ。


あくまでユーザサイドの思いですが。



インフラ業としてある程度の利益率を担保しなければ長期的なスパンで安定的な通信を担保できなくなるので、利益率が高いのはしょうがない。よもや未来永劫に渡って電話とメールだけで出来てりゃいいってもんじゃあるまい。投資のお陰で、ユーザの生活がより便利に豊かになるのはほぼ確実だから。そういう一時のユーザ心理とは離れたビジネスモデルを持たざるを得ないのであれば、発言もそれに応じたものにするべきですよね。