PS3は社会インフラ。NWのこちら側でビジュアルを担当するわけだ。

 ソニー・コンピューターエンターテインメントの代表取締役社長である久夛良木氏は9月22日、東京ゲームショウの基調講演にて、PLAYSTATION 3PS3)のうち20GバイトHDDを搭載した廉価版について、上位版の60GバイトHDD搭載モデルのみに搭載予定であったHDMI端子をつけた上で税込み4万9980円で販売すると発表した。

高いよりは安いほうがいいよね(・∀・)ニヤニヤ


やはり今回もPS3が勝つんだろうか。
Wiiの期待度が高まっているけど、聞いた限りではコントローラに特徴があるんだろう?┐(゚〜゚)┌
コントローラはパクればよい気がする。
本体の特徴はさほど違いがないような気がする。
気がするだけで、ちゃんと調べていないんだけども。

  • NWからのデータを取ってこれる。
  • NW上のデータを共有できる。
  • NWを介して計算力を共有できる。

私が面白いと思うPS3の特徴である。PS3はNWに繋がることを前提にしているといっても過言ではないだろう。WiiやXBOX3のコンセプトは、PS3よりかはローカル色が強い感じがする。久多良木社長の考え方は好きですね。(・∀・)アマー


かなり抽象的で強力なプラットフォームであり、もはやゲーム機ではない。個人消費者にむけて固定網サービスを提供する事業者は2〜3年後、PCに向けてソリューションを提供することはなくなるし、それをしている事業者は淘汰されるとすら感じる。
なんと言っても、PS3はPCよりも多様性がない分、サービス設計のコストを計算することが容易になる。しかし、PCと同等かそれ以上の計算能力を秘めている。マルチコア化が進めば微妙だが、少なくとももはやユーザーニーズを満たすだけの計算能力は十二分にある。足りないならば、ビジュアルの部分以外はNW側に計算させれば良い。(そういった意味でコストがかかっても全機種にHDMIを搭載したのは本当に正解だと思う。)更にPCよりも普及の速度が格段に速く、かつ、数百万以上のユーザを用意に担保出来る。サービス事業者にとって、これほど心強いことはないだろう。


サービス事業者は、自分たちが訴求していきたいNWサービスをPS3プラットフォームに準拠した形で提供するだろう。その上で、自分たちのサービスにPS3のコントローラがしっくりこないという場合には、併せてコントローラ=入力機器を提供することになる。


例えば、入力機器に体脂肪計を用いるとすれば、毎日NWのあちら側にデータを送り続けることで郵送で健康状態の書面が届く(あるいは、テレビで)などのサービスも出来ると考えられる。
あらゆる事業者に参入のチャンスが訪れる。PS3は正にそのためのインフラプラットフォームになりうる。


課題は、
・コントローラの入力規格がオープンで、安く新たな入力機器が作成できるかどうか?
・NWサービスとPS3の接続に用いられるプロトコルがオープンで既存のSIにとって移行しやすいものであるかどうか?
・ユーザにとって、NW接続の設定が容易であるかどうか?


ここが良いものであれば、おそらく今回もPS3が圧倒的なユーザエクスペリエンスを提供することになる。
ここまで考えてわかったが、やはりWiiPS3は根本的に違うが、PS3XBOXは似ていると思われる。WiiはとにかくテレビのチャンネルにWiiというチャンネルを増やすと言うだけあり、エンターテイメントに加速する。PS3は、エンターテイメントもそうだが、むしろ、個人の生活全般の利便性をより加速させる方向に目が向いていると感じる。


WiiはGAME CUBEと同じで特定のドメインでちゃんと成功すると思う。
問題はXBOXPS3である。これはどちらかが滅びるか、長きに渡り社会に多大なる影響を与える。


SGIなどの会社はビジュアライゼーションを強化すると言っているが、一刻も早くPS3と組むべきだ。自分たちの作ったコンテンツの表示とインタラクティブを最も安く実現するためにはPS3と組むほかない。


 ケータイ電話事業者などもFMCを考える際に、親会社の作った変なセットトップボックスと組んでは絶対いけない。PS3と組むべきだ。(こっちは、XBOXも視野に入れても良い。)この場合、中距離無線(LAN・Bluetooth)が標準搭載されていないことがネックになりはするが、圧倒的な勝者と組む方が良い。


個人的な意見ですがね。(´・ω・`)