ドコモのiMenuで検索が出来るようになる。

 NTTドコモは10月より、公式メニュー「iMenu」において検索サービスを開始する。9社と連携して、公式サイトだけでなく一般サイトと呼ばれるドコモ非公認サイトも検索できるようにし、Googleとの提携で先行するKDDIに対抗する。
 iMenuではまず、メニューリスト上に検索ボックスを設置し、ユーザーがキーワードを入力すると、公式サイトを対象とした検索結果を表示する。

 また、検索結果の画面では、ドコモが連携する検索サイトも合わせて表示する。このリンクをクリックすると、入力したキーワードをそのまま利用して一般サイトを検索できるようになる。

10月からできるようになる。


最初に公式サイトを対象にした検索を行い、その検索結果の画面から提携先検索エンジンの検索を行い、一般サイトの情報を表示する湾曲したフローである。
何故だろう?ドコモが厳選してきた公式サイトの質に自信があるのか?それともiModeを長く支え続けている公式サイト提供者側との政治的な問題なのか?ドコモの作った公式サイト向けの検索エンジンの出来が良かったのだろうか?


KDDIXGoogleに量で対抗するのが悪いかどうかは別として、9つの検索サイト名を羅列されてもiMenuからのブラウジングしか知らないようなユーザにはなんのこっちゃわからないのではないか?からと言って一つ一つの検索エンジンにサービス概要の解説を付加していては可読性が落ちる。


 提携先の検索エンジンは元々モバイル向けに検索エンジンを提供してきたわけだから、いかにユーザに利用しやすい位置に、利用しやすい形で、分かりやすい形で検索エンジンを配置できるかが重要なのではないか?
どんな戦略的意図があるのかじっくり観察しなければならない。何も考えていないはずはない。


ドコモが連携する企業と検索サイトは以下の通り。