GPSより高い精度で場所を検知する技術

 NEC中国電力、アール・シー・エスの3社は1月16日、無線通信により対象物の位置・方向を高い精度で検知するシステムを発表した。同システムの位置検知精度は±30cm程度、方向検知精度は±1°程度で、汎用方式の無線通信を用いたシステムとしては世界最高クラスの精度という。

こいつは凄い。カーナビよりもケータイによる歩行に位置情報計測が使われるようになった今日では、更に高い精度であった方が良い。
でも、

実証試験では、7m間隔で基地局を設置して実験した。その結果、携帯端末の位置を±約30cm、方向を±約1°という誤差で検知することに成功した。

少なくとも7m間隔が現実的かどうか、と言う話ではある。


とは言っても、高い精度が求められるところ=建物が密集している=無線機器を取り付ける建物がたくさんある
逆に言えば、無線機器が取り付けられる建物がそう多くない=見晴らしが良いので、低い精度で良い
ということになるので、その点は割と自然と普及するんではないかな。


後はコストだが、まあ安いらしい。


おそらくケータイ電話にGPSが標準搭載されてから、しばらくして徐々に無線機器の取り付けが始まり、無線を受け取れる部品を取り付けたケータイも出てきてシームレスに普及するのかな。


後、疑問点は間隔がバラバラでも正常な位置即位が出来るのかどうかが気になるなあ。