移動体通信の崩壊?

携帯電話やPHSといった通信回線は持たないため、自宅やホットスポットなどのワイヤレスLAN環境に接続して使用する。フルブラウザを搭載しており、ウェブサイトの閲覧はもちろん、あらかじめGoogle TalkSkypeがインストールされているため、チャットやインターネット電話も楽しめる。

とうとうsonyskypeフォンまがいを出すのか。。。
sonyskypeを標準搭載する。とんでもない。通信キャリアに電話機を供給しているメーカーが出すという意味は大きい。移動体キャリアに対する反逆行為のキッカケかもしれない。(実際作っているのはソニエリだし、かなり大げさだが・・・)
メーカーもこういうオープンな通信機器を出す時代になったのは凄いことだと思う。移動体通信キャリアも徐々にやばいのかとも思ってしまう。しかし、まだまだ無線LANには問題点がある。1.エリアが狭すぎる。2.提供事業者が現状多すぎる。3.移動に弱い通信方式。非同期なコミュニケーションを行うには程遠い=移動体通信には及ばない。それに対して、WiMAXという中距離・高速・移動に強い通信規格に期待するのはアリだと思うが、もう少し時間がかかるだろう。


 しかし、これからPCに始まり、ノートパソコン、PDA、ゲーム機、モバイルテレビ、ウォークマン、時計にだって入るかもしれない。あらゆる機器にskypeが搭載される可能性は高くて、オープンなこの規格には通話がしやすくなるような工夫が随所にされていくだろうと思う。オプション品然り、ユーザインタフェース然り、端末デザイン然りである。それも1社がやるのではない。通信キャリアのように数社でもない。世界中のメーカ・IT企業が狙ってくる領域であることが予想される。ケータイ電話でしか、通信・通話が出来ないと言った独占的なエリアが急激に狭まってくるだろう。オープン化によって、サービスもキャリアが定義して、メーカに作らせるようなものではない。あらゆるメーカ・IT企業、さらに個人までが自分たちの成功のためにサービスの作成に力を尽くしてくる。良いサービスだけが生き残り、標準搭載される。


とはいっても、サービス乱発のせいで、規格統一まで時間がかかると言う話はある。しかしYouTubeのユーザ収束は驚異的だ。動画共有と言えばYouTubeとしか言われない。Mixiのように招待制・コミュニケーションベースにしたって、もう500万契約を超えている。メーカ間、通信キャリア間の思惑が絡んでいる方がよほど時間がかかる時代に変わってきているのではないか?(かなり怪しい仮説だけど)


ああ、大分極端なこと書いている。でも、今は4,5万円しても後2年経たないうちに2万円かからなくなるよ。プロモーションもあらゆるメーカから上手い宣伝が出てくる確率は高くなる。電話機よりも安くて、熱い市場という認識が世の中を包む可能性は高い。とバランス感を欠いたことを言ってみる。


今は通信3キャリアでのシェアの取り合いを報道するし、MNPが始まってその傾向はもう少し続くと思う。しかし通信キャリア以外の会社が通信に参入する敷居はどんどん低くなってきている。電話番号がなくったって電話は出来るしねえ。誰と誰が競争しているのか明確に区別するのが大変な時代が後4,5年で来そうだね。
(数値の根拠は感だが・・・)