ボーダフォン買収

 「ドコモには5800の公式サイトがあるが、インターネットの世界にはけた違いのコンテンツが存在する。これらのコンテンツを携帯電話からでもスムーズに見られるようになれば、非常にエキサイティングなサービスになる」(孫氏)

ボーダフォンが買収されると言うのは、もう有名な話。


それで上の引用だが、エキサイティングなサービスになることは間違いないが客が付いてくるのかね?
ケータイ電話ユーザのほとんどは、ブラインドタッチすらすら、ググル時にサラッと検索キーワードが出てくる人ばっかりなのかな?
 それとも、インターネット上にあるサイトに対してフィルタリングをかけて有意義な情報のみを取ってくるという事なのかな?ディレクトリサービスみたいにするとか?
 キャッチャーなコメントには違いないが、インターネット上のサービスとモバイル向けのサービスは、そんなに簡単に融合するもんかねえ?


と、まあこんな枝葉末節をつついても仕方ないが、ケータイの視点とインターネットの視点は根本的に違うと思う。
 今まで、ソフトバンクが手がけてきたサービスは、インターネット視点のサービスだったわけで、パソコンの設定を行ったりして、ユーザーが自分でサービスを開始するのが前提のサービス。しかし、ケータイのサービスは、設定なんぞあってはならない。敷居は家電並みに低くならなければならない。視点が違うと思う。
 ソフトバンクとしては、別次元の畑に飛び込む事になると思うんだが、そんな問題は簡単に打破できるんでしょうかねえ?(・∀・)ニヤニヤ


 その視点でのサービスを行ってきたボーダフォンの中の人もろともボーダフォンを取ったわけで、そういった意味でもボーダの買収は有意義だと思った。