MSの100ドルPC=ケータイ電話+TV? → 近未来のPC

 Microsoftは2005年秋以来、セルラーPCのプロトタイプを相次いで発表してきた。

 主にMITとMSの「100ドルPC」に向けた取り組みについて語っていて、諸々の理由でまだまだ難しいというようなことを書いている。


 ここで気になったのは100ドルPCを実現するに当たって、マイクロソフトは、セルラーPC(=ケータイ電話PC)の方向から攻めているという点である。
軽くググッた感じだと、2005年秋以降に発表したというセルラーPCの全貌がわからない。
(誰か知っていたら教えてくださいヽ(´ー`)ノ)


 ワシは、セルラーPCこそ、次世代PCと言うのにふさわしいものだと思っている。
普段はケータイ電話で、家に帰って机の上におけば、ワイアレスキーボード・マウス・モニターに自動的に接続されて、テレビに最適化されたインターフェイスで諸々の仕事ができると言う奴である。
(おまけに、近くにスピーカがあれば、コンポにもなると言う・・・。)


 近年、Ajaxから火がついたリッチクライアントによってブラウザが第2のOSにまで上り詰めようとしているように思うが、これとセルラーPCの組み合わせこそ次世代PCの最有力だと思っている。


 いつでもどこでも無線が使えるケータイ電話とブラウザのリッチクライアントの組み合わせは、かなり近い未来と言ってよいと思う。(電池と料金の面を除けばね。゚(゚´Д`゚)゚。)


 マイクロソフトがやろうとしている、当然、ケータイ電話の会社もやろうとしている、おそらく、インテルも一枚噛もうとしている、ゲームメーカーも危ないぞ、と。
 会社と言う単位で考えると物凄い淘汰が始まりそうですね。
ハードウェアの点でも、ソフトウェアの点でも。


<注意>本文の本題はPC高価格による世界間での情報格差をなくす取り組みについてです。