ライブドアがスーフリ呼ばわりされた件について



 ユビキタスな話でもないので書くつもりはなかったのだが、自分なりにライブドアの一件に引っかかりを感じていた。それが「naoyaさんのはてなダイアリー」で書かれたことで解消された気がしたので書く。


 今は論文忙しいので、ニュース見ている時間もさほどないのだが、ライブドアの問題が浮上した最初くらいの時に、たまたま朝の出掛けにつけていたニュースで、コメンテーターが
ライブドアは、女が金に変わっただけでスーフリと一緒だ」
と言っていた。


 その時からずっと、そのコメントに対して怒りと悲しみが入り混じったような感情をいだき続けていた。
バカなことを言っていると吐き捨てる位で丁度良いくらいのコメントだったはずだと思う。
何故か悲しい気分だった。


 そんな時に、naoyaさんのダイアリーにハッととさせられた。

ライブドアに限らず、日本の大きなウェブサイト、例えば Yahoo! ですとか楽天ですとか、<中略>一日何億もあるページビュー、何万というトランザクションをエラーを出さずにさばき続けるのにいったいどんな技術が必要か、想像したことはありますか。

これである。
自分が抱き続けていたモヤモヤの答えはこれだと思う。
更に加えれば、何億というページビューが発生する、すなわち、何億と言う人間がライブドア名義の情報を閲覧すると言うことである。


 きちんとサービスを提供するための技術的な下地と、ライブドアという会社名義で情報を発信することの社会的な責任がどれほど重いことか、大変なことか


 自分もバイトでWebシステムの開発に関わっていた時に、それの本当に小さな一端を知っていたのだと思う。
サーバ運用の検討に何度か出席して勉強させてもらったことがある。


 その他に、自分の作業で骨身にしみた経験がある。
前任者から引き継いだテストサーバの更新が自動的に本番サーバに配信される仕組みだったことを知らずに、ある会社のパブリックな情報として、テストメッセージを発信してしまい、こっぴどく怒られた経験。
 ログから1000〜2000人がそれを見ていたことがわかった。
更に、サイトの更新情報が、数百人のメールアドレスに送信されていた。


 こんなのは初歩的なミスで絶対やってはいけないことではあるが、Webによるサービス提供のためには、サービスをコミットするための要素が山積していて、技術的にも、情報に対しての責任においても大変なことだと思う。


 ライブドアは、そういったことを一つ一つ積み上げていった部分が大きいことも仕事先で聞いている。
 それを「スーフリと一緒」で一括りにされて、そういう苦労ほども理解してもらえないのか、と残念に思っていたんだね。






自己満日記出来ちゃったよ!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
容疑の解釈はよくわかんね| ´_ゝ`)

http://d.hatena.ne.jp/naoya/20060127/1138329840