HSDPAの話

 以前、コメントでモモタさんから質問をいただいていたΣ(゚ー゚;*)


高速版W-CDMA「HSDPA」とは何か

ドコモがHSDPAを導入した理由

 通信キャリアが新しい通信方式を導入する背景には“周波数の利用効率”が念頭にある。通信速度が上がることは同時に、1ビット送るのに必要な周波数帯域が減少することを意味する。つまり、新方式にすればパケット単価を下げられる、あるいは通信料を下げることができるわけだ。

 
 HSDPAになると、通信帯域の5MHzにつき、2Mbpsの速度になる=1ビット送るのに、かかる時間が減少→現行384kbpsの約5倍の通信速度、言い換えれば、5分の1の時間で同じデータ量を送ることが出来る→一人当たりの回線使用時間は実質1/5となる→安くなる


  • HSDPAがどうやって通信速度を上げるのかというと、基本的には変調方式の変更によると美尾氏。受信状態が良いところでは情報量を多く取れる変調方式を使い、受信状態が悪いところでは耐雑音特性を優先する。

 変調方式というのを変更することで高速化を実現している模様。
で、変調方式というのを調べてみると、
変調方式とは、QAM (直交振幅変調)のことを言っているようで、

無線などで用いられるデジタル変調方式の一つ。変換された後の波の振幅と位相の両方を使って情報を表現するため、限られた帯域幅で効率よくデータを転送することができる。振幅の状態を4つと位相の状態を4つ識別できれば、1回の転送で4×4で16通りの情報を送ることができる。

 物理の波を3次元でずらして重ねたデータを送信して、受信したときに個々の波を取り出してデータ化するイメージかと思われます。
 で、それを波を重ねて送信する処理を高速に行わなくてはならない、分解も同様に高速に行う必要があるため、処理時間の問題で無限に重ねられるというものでもないようです。


という事みたいです。分かっていただけましたか?っというか、見てもらえているんだろうか・・・。・゚・(ノ∀`)・゚・。